2012.11.26
上越市板倉区国川地すべりに対する調査団の派遣
当支部では、上越市板倉区で発生した国川地すべりに対して、3月27日に調査団を派遣しました。調査には、川邉支部長をはじめ計7名が参加しました。妙高砂防事務所長ほか現場関係者にご案内いただき、地すべり頭部から末端部まで約2時間をかけて踏査するとともに、GPSによる移動量観測や水抜きによる排水量などのデータについても説明いただきました。その結果、全体としては土砂の移動はほぼ収束していることを確認しました。ただ、これから本格的な融雪をむかえ、頭部の崩壊が拡大する可能性もあることから、引き続き警戒が必要であることも確認しました。
調査団による調査の様子(平成24年3月27日)